2013年12月2日 (仮訳)フィンランドおよびロシアにおいて針葉樹に穿孔するキクイムシに関係するGrosmannia/Leptographium属菌および新種Leptographium taigense Linnakoski, R. et al., 2012. Grosmannia and Leptographium spp. associated with conifer-infesting bark beetles in Finland and Russia, including Leptographium taigense sp. nov. Antonie van Leeuwenhoek. … Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s10482-012-9747-6 [Accessed December 1, 2013]. 【R3-00064】2013/12/02投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ フィンランド東部とロシアにおいて、ドイツトウヒおよびヨーロッパアカマツを対象とし、12種の樹皮下キクイムシおよびその坑道からGrosmanniaおよびLeptographium属菌を分離した。 形態および分子を基に、分離された菌の同定を行ったところ、主に6つの種複合体に含まれた。 分子系統解析の結果に基づいていくつかの種および種複合体を再定義し、新種Leptographium taigenseを記載するとともに、2種について新組み合わせを提唱した。 RUSSIA, Lisino-Corpus, Kivennapa, isolated from I. typographus infesting Picea abies (新種) Leptographium taigense Linnakoski, Z.W. de Beer & M.J. Wingf. 語源…タイガ産の 【よく似た種との区別】 Grosmannia galeiformis 形態的に類似している 培養下でシンネマとモノネマの両方を形成する 系統が比較的大きく異なる (新組み合わせ) Grosmannia olivaceapini (R.W. Davidson) Z.W. de Beer, Linnakoski & M.J. Wingf. 旧名:Ophiostoma olivaceapini (R.W. Davidson) Seifert & G. Okada (新組み合わせ) Leptographium pinicola (K. Jacobs & M.J. Wingf.) Z.W. de Beer, Linnakoski & M.J. Wingf. 旧名: Hyalorhinocladiella pinicola K. Jacobs & M.J. Wingf. 【よく似た種との区別】 Leptographium lundbergii 本種の種複合体に含まれる 本種複合体で唯一東アジア以外で発見されている(カナダのマツ属から) Hyalorhinocladiella spp.(Ceratocystiopsisのアナモルフ) 分生子形成部位が退化的になるなど、形態が一見類似している 系統的に異なっている