2013年11月29日 (仮訳)スペイン南部、アンダルシア地方の高山から発見されたアーバスキュラー菌根菌の新種Septoglomus altomontanum Palenzuela, J., Azcon-Aguilar, C. & Barea, J., 2013. Septoglomus altomontanum, a new arbuscular mycorrhizal fungus from mountainous and alpine areas in andalucia (southern spain). IMA fungus. Available at: http://www.imafungus.org/Issue/42/19.pdf [Accessed November 28, 2013]. 【R3-00049】2013/11/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スペイン南部、アンダルシア地方のシエラネバダ山地で発見されたアーバスキュラー菌根菌を、Septoglomus altomontanumとして新種記載した。 本種を含むSeptoglomus属全種の検索表を掲載した。 本種は他のSeptoglomus属菌とは、”subtending hyphae”の色や形をはじめとする形態や分子系統で明瞭に区別された。 Spain, Andalucía, Sierra Nevada National Park (新種) Septoglomus altomontanum Palenz., Oehl, Azcon-Aguilar & G.A.Silva 語源…高山の 【よく似た種との区別】 Septoglomus constrictum 胞子が2層の壁からなる ITS+SSU+LSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より胞子が濃色 本種より胞子基部の”subtending hyphae”が細い 本種と異なり“subtending hyphae”の色が胞子とあまり変わらない 本種と異なり“subtending hyphae”が胞子直下でくびれる ITS+SSU+LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Septoglomus africanum ITS+SSU+LSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より胞子が淡色 本種より胞子のサイズがおおむね小さい 本種より胞子基部の”subtending hyphae”が細い ITS+SSU+LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Septoglomus deserticola 本種より胞子のサイズがおおむね小さい 本種より胞子基部の”subtending hyphae”が細い ITS+SSU+LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Septoglomus xanthium 本種より胞子が淡色 本種より胞子のサイズがおおむね小さい 本種より胞子基部の”subtending hyphae”が細い ITS+SSU+LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Septoglomus fuscum 本種より胞子のサイズがおおむね小さい 本種より胞子基部の”subtending hyphae”が細い ITS+SSU+LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Septoglomus titan 本種より胞子のサイズがおおむね大きい 本種と異なり胞子が3層の壁からなり厚壁 Septoglomus furcatum 本種と異なり“subtending hyphae”の色が胞子とあまり変わらない 本種と異なり“subtending hyphae”が胞子直下でくびれる 本種と異なり胞子が3層の壁からなる ITS+SSU+LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される