2024年7月26日 (仮訳)南アフリカの植物園において分離された多様なPhytophthora属卵菌と、その中に含まれるクレード5の新種Phytophthora mammiformis Paap, T. et al. 2024. A diverse range of Phytophthora species from botanical gardens in South Africa, including the novel Clade 5 species, Phytophthora mammiformis sp. nov. Fungal Systematics and Evolution. Available at: https://fuse-journal.org/images/Issues/Vol13Art5.pdf [Accessed July 26, 2024] 【R3-11917】2024/7/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 南アフリカ、クワズール・ナタール州の植物園において分離された5種の卵菌類を報告した。 そのうちHymenaea verrucosaの根圏土壌から分離されたクレード5に属するPhytophthora mammiformisを新種記載した。 また、南アフリカ新産種として従来米国のみから知られていたP. aquimorbidaを報告した。 South Africa, KwaZulu-Natal Province, Durban Botanic Garden (新種) Phytophthora mammiformis T. Paap, T. Bose, Balocchi 語源…乳房形の(遊走子嚢の形状から) 【よく似た種との区別】 Phytophthora heveae ITS+βtub+cox1+hsp90に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり遊走子嚢柄が分枝しないという特徴を欠く 本種より遊走子嚢のサイズが大きい 本種と異なり遊走子嚢が顕著な乳頭状でない 本種と異なり菌糸に球形~類球形の膨大部を有する ITS+βtub+cox1+hsp90に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (アフリカ、南アフリカ新産種) Phytophthora aquimorbida C.X. Hong