(仮訳)ミャンマーの琥珀に見出された白亜紀中期のアンブロシア菌の新属新種、Paleoambrosia entomophila、および腿節における菌嚢のエビデンス
Poinar, GO. Jr. & Vega, FE. 2018. A mid-Cretaceous ambrosia fungus, Paleoambrosia entomophila gen. nov. et sp. nov. (Ascomycota: Ophiostomatales) in Burmese (Myanmar) amber, and evidence for a femoral mycangium. Fungal Biology. Available at: https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1878614618301764 [Accessed January 24, 2019] 【R3-05888】2019/1/24投稿

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3行まとめ

ミャンマー産の白亜紀中期の琥珀に含まれていたゾウムシ科甲虫に見出された菌を検討し、新属新種Paleoambrosia entomophilaとして記載した。
本種は宿主の腿節にある菌嚢に含まれ、酵母様の散布体および菌糸の断片が認められた。
本種は初めて記録された化石アンブロシア菌であり、昆虫との共生関係が1億年前から存在することが明らかになった。
Myanmar (Burma), state of Kachin, Noije bum 2001 Summit Site amber mine in the Hukawng Valley, SW of Maingkhwan

(新種)

Paleoambrosia entomophila Poinar & Vega
語源…(属名)古のアンブロシア/(種小名)虫を好む
※2019年1月24日現在、本種はMycobank/Species fungorumには登録されていない。

【よく似た種との区別】
Raffaelea spp.
分生子が粘性の頭状をなす
分生子のサイズが類似している
分生子の形状が類似している
本種より分生子のサイズが大きい