2021年8月3日 (仮訳)Parmelia encryptataの分子による再評価およびその分布について Ossowska, EA. et al., 2021. A molecular re-evaluation of Parmelia encryptata with notes on its distribution. The Lichenologist. Available at: https://www.cambridge.org/core/journals/lichenologist/article/abs/molecular-reevaluation-of-parmelia-encryptata-with-notes-on-its-distribution/105E4D32BC919DFD020329F870F5B691 [Accessed August 3, 2021] 【R3-08653】2021/8/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イベリア半島およびアイルランドからの原記載以来報告されていないParmelia encryptataについて分類学的検討を行った。 GenBankからP. sulcataと誤同定された本種の3配列を見出した。 また、イタリアにおけるP. barrenoaeの分布を初めて分子的手法により確定した。 (ポーランド新産種) Parmelia encryptata A. Crespo, Divakar & M.C. Molina 【よく似た種との区別】 Parmelia sulcata(コフキカラクサゴケ) ヨーロッパに分布する 形態的に同一である(誤同定の例がある) 地衣体が固着するか緩く固着する 裂片が帯灰色で先端が褐色 裂片が類線形 偽盃点を葉央および葉縁に有する 仮根が単純形~鱗片状 粉芽塊を葉央に生じる 化学的に同一である 本種と異なり地理的分布が広範である 本種と異なり仮根が主に単純形で地衣体中央部でのみ鱗片状になるのではなく、地衣体の全部位で鱗片状である ITS領域の塩基配列が異なる (その他掲載種) Parmelia barrenoae Divakar, M.C. Molina & A. Crespo