温泉から分離された好酸性菌の新種、Teratosphaeria acidotherma

Yamazaki, A., Toyama, K. & Nakagiri, A. 2010. A new acidophilic fungus Teratosphaeria acidotherma (Capnodiales, Ascomycota) from a hot spring. Mycoscience. Available at: https://www.jstage.jst.go.jp/article/mycosci/51/6/51_MYC51443/_article/-char/en [Accessed March 2, 2025]
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3行まとめ
  1. 群馬県、草津温泉の強酸性高温環境において微生物マットおよびバイオフィルムから分離された好酸性菌の一種を検討し、Teratosphaeria acidothermaとして新種記載した。
  2. 本種は好酸性のアナモルフ菌、Acidomyces acidophilusおよびBispora属の一種と系統的に近縁であった。
  3. 本種はテレオモルフを有する初の高度好酸性・好温性菌として記載され、至適pHは2-5、至適温度は37°Cであり、pH 1-7の酸性CMA培地上で子嚢果を形成した。
掲載種 (1)
NEW(新種)
Teratosphaeria acidotherma
A. Yamaz., K. Toyama & Nakagiri
語源…酸性の温泉の
📍群馬県吾妻郡草津町大字草津521-3 西の河原露天風呂 36.62431, 138.58581地図で開く ↗
比較 (5)
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○子嚢胞子のサイズが類似している
○子嚢胞子が紡錘状〜楕円形で両端が鈍頭
○子嚢胞子の隔壁数が1
○nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり酸性温泉ではなくユーカリ属の葉などから分離される
✕本種と異なり好酸性菌でない
✕本種と異なりアナモルフが知られている
✕本種より至適生長温度が低い
✕本種より最高生長温度が低い
✕nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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○子嚢胞子が紡錘状〜楕円形で両端が鈍頭
○子嚢胞子の隔壁数が1
○nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種より子嚢胞子のサイズが小さい
✕nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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○高度好酸性菌である
○褐色厚壁細胞からなる分裂組織的細胞様構造物を形成する
○MEA培地が最良の培地である
○nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりテレオモルフが知られていない
✕本種と異なりアナモルフが知られている
✕本種より至適生長温度が低い
✕本種より最高生長温度が低い
✕nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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○高度好酸性菌である
✕本種より至適生長温度が低い
✕本種より最高生長温度が低い
✕nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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✕本種と異なり高塩濃度に耐性を示す
✕nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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