(仮訳)Holtermannia属類縁の担子菌酵母の新種、Cryptococcus mycelialis
Golubev, WI. & Golubev, NW. 2003. A New Basidiomycetous Yeast Species, Cryptococcus mycelialis, Related to Holtermannia Saccardo et Traverso. Microbiology. Available at: https://link.springer.com/article/10.1023/B:MICI.0000008376.93496.14 [Accessed October 13, 2021] 【R3-08868】2021/10/13投稿

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3行まとめ

サウスジョージア島および東フォークランド諸島において土壌および植物試料から分離された担子菌酵母の一種を検討し、Cryptococcus mycelialisとして新種記載した。
本種は菌糸体が真のモノカリオンで、偽クランプおよび吸器を有することなどで特徴づけられた。
本種は近縁種とは菌糸体の有無、炭素源の資化能、25°Cで生育可能な点、マイコシン感受性試験の結果などで区別された。
South Georgia

(新種)

Cryptococcus mycelialis Golubev & N.W. Golubev
語源…菌糸体の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Cryptococcus nyarrowii
本種と異なり菌糸体を欠く
本種と異なりリビトールを資化可能
本種と異なりメリビオース、ラクトース、ラフィノースを資化不能
本種と異なり25°Cで生育不能
本種とマイコシン感受性試験の結果が異なる
Holtermannia corniformis(ニカワツノタケ)
25°Cで生育可能
マイコシン感受性試験の結果が実質的に同一
本種と異なり菌糸体を欠く
本種と異なりリビトールを資化可能
本種と異なりメリビオース、ラクトース、ラフィノースを資化不能