2024年10月17日 (仮訳)Notoparmelia属の見落とされた種、Parmelia protosigniferaに対する新組み合わせ Kantvilas, G. 2024. A new combination for Parmelia protosignifera, an overlooked species of Notoparmelia. Opuscula Philolichenum. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Gintaras-Kantvilas/publication/384887620_A_new_combination_for_Parmelia_protosignifera_an_overlooked_species_of_Notoparmelia/links/670c979fdc91726ad3900716/A-new-combination-for-Parmelia-protosignifera-an-overlooked-species-of-Notoparmelia.pdf [Accessed October 17, 2024] 【R3-12168】2024/10/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Parmelia protosigniferaの分類学的位置を再検討し、Notoparmelia属に移した。 本種は広範に分布するオーストララシア固有種で、Notoparmelia属の先行研究では見落とされていた。 本種がNotoparmelia属の基準種であるN. signiferaと形態的にほぼ同一であることを示し、その属に含まれることは明確だとした。 (新組み合わせ) Notoparmelia protosignifera (Elix & J.Johnst.) Kantvilas 旧名:Parmelia protosignifera Elix & J.Johnst. 【よく似た種との区別】 Notoparmelia signifera 生息環境が実質的に同一である 形態的に同一である 髄層がKC陰性 髄層がC陰性 地衣成分としてアトラノリン、クロロアトラノリンを含む 本種よりずっと普通種である 本種より裂片がしばしば変色して暗灰色または帯黒色になる 本種ほど裂片が革質でない 本種と異なり髄層がK±帯赤褐色ではなくK+黄色から赤色 本種と異なり髄層がP+赤色ではなくP+橙赤色 本種と異なり地衣成分としてサラジン酸、コンサラジン酸、ロバール酸を含む 本種と異なり地衣成分としてプロトセトラル酸を含むという特徴を欠く