(仮訳)南アフリカの木製の電柱から分離されたPaecilomyces属1新種
Visagie, CM. et al. 2024. A new Paecilomyces from wooden utility poles in South Africa. Fungal Systematics and Evolution. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/wfbi/fuse/pre-prints/content-f10_fuse_vol13_art10 [Accessed June 26, 2024] 【R3-11828】2024/6/26投稿

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3行まとめ

南アフリカにおいて木製の電柱から分離された菌を検討し、Paecilomyces lignorumとして新種記載した。
本種は近縁種とは分生子の長さやコロニーの生長速度が異なっていた。
また、ITSおよびβチューブリン配列を基に、本新種以外にも4種を同定した。
South Africa, Kwazulu-Natal Province, Pietermaritzburg

(新種)

Paecilomyces lignorum Visagie, Cruywagen & Duong
語源…材の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Paecilomyces brunneolus
BenA+CaM+RPB2+RPB1+Cct8+Tsr1および3132シングルコピー遺伝子に基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子が短い
本種よりMEA培地での生長が速い
BenA+CaM+RPB2+RPB1+Cct8+Tsr1および3132シングルコピー遺伝子に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Paecilomyces paravariotii
BenA+CaM+RPB2+RPB1+Cct8+Tsr1および3132シングルコピー遺伝子に基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子が短い
本種よりMEA培地での生長が速い
BenA+CaM+RPB2+RPB1+Cct8+Tsr1および3132シングルコピー遺伝子に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Paecilomyces variotii
BenA+CaM+RPB2+RPB1+Cct8+Tsr1および3132シングルコピー遺伝子に基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子が短い
本種よりMEA培地での生長が速い
BenA+CaM+RPB2+RPB1+Cct8+Tsr1および3132シングルコピー遺伝子に基づく分子系統解析で明瞭に区別される