2022年12月15日 (仮訳)インド産Pyrenula属地衣の1新種および新産種 Jagadeesh Ram, TAM. & Sinha, GP. 2010. A new species and new records of Pyrenula (Pyrenulaceae) from India. The Lichenologist. Available at: https://www.cambridge.org/core/journals/lichenologist/article/abs/new-species-and-new-records-of-pyrenula-pyrenulaceae-from-india/909D903FF69A1DC42E35E1604D1D690C [Accessed December 15, 2022] 【R3-10151】2022/12/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、西ベンガル州で採集された地衣の一種を検討し、Pyrenula darjeelingensisとして新種記載した。 本種は子嚢胞子に(3–)5隔壁を有するか類石垣状で、両端が乳頭状であることなどで特徴づけられた。 また、P. acutalisなど6種をインド新産種として報告した。 India, West Bengal, Darjeeling, Happy Valley Tea Estate, (新種) Pyrenula darjeelingensis Jagadeesh & G.P. Sinha 語源…ダージリン産の 【よく似た種との区別】 Pyrenula erumpens 子嚢胞子の形態が類似している 本種と異なり孔口が偏心生または側生 本種と異なり子実層に油滴が散在しない 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子に(3–)5隔壁を有するか類石垣状ではなく5-8隔壁から類石垣状 Pyrenula concatervans(アカメサネゴケ) 子嚢胞子に3–5隔壁を有するか類石垣状 本種と異なり子実層に油滴が散在しない 本種と異なり子嚢胞子の両端が丸い 本種と異なり子嚢胞子末端のルーメンがエキソスポアから厚いエンドスポア層で区切られる 本種と異なり子嚢胞子が成熟後に帯赤色の油を含む Pyrenula quinqeseptata 本種と異なり子実層がI+青色 本種と異なり子嚢胞子に(3–)5隔壁を有するか類石垣状ではなく常に5隔壁を有する 本種と異なり子嚢胞子に真正隔壁を欠く (インド新産種) Pyrenula acutalis R.C. Harris (インド新産種) Pyrenula dermatodes (Borrer) Schaerer (インド新産種) Pyrenula mastophoroides (Nylander) Zahlbruckner (インド新産種) Pyrenula mucosa (Vainio) R.C. Harris (インド新産種) Pyrenula subelliptica (Tuckerman) R.C. Harris (インド新産種) Pyrenula thelemorpha Tuckerman