2022年10月22日 (仮訳)アルゼンチン産のCanomaculina属1新種 Ferraro, LI. & Elix, JA. 2000. A new species of Canomaculina (lichenized Ascomycotina, Parmeliaceae) from Argentina. Mycotaxon. Available at: https://www.mycotaxon.com/vol/74.html [Accessed October 22, 2022] 【R3-09990】2022/10/23投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ アルゼンチンのコリエンテス州で採集された樹上生地衣の一種を検討し、Canomaculina laciniellaとして新種記載した。 本種はアルゼンチン北部にかなり広範に分布し、”lacinia”を有することなどで特徴づけられた。 本種は形態的にC. uruguayensisおよびC. cristobaliiに類似していたが、前者は地衣体下面の色と”lacinia”を欠く点が異なり、後者は”lacinia”の形状、子嚢胞子のサイズ、地衣成分などが異なっていた。 Argentina, Corrientes Province. Depto. Monte Caseros, Timboy Stream along Route 122, 13 km W of Monte Caseros (新種) Canomaculina laciniella L.I. Ferraro & Elix 語源…”lacinia”の 【よく似た種との区別】 Canomaculina uruguayensis 偽根が短い 偽根の形状が複雑である 本種と異なり地衣体下面の中央のみが黒色になり、残りが褐色である 本種と異なり”lacinia”を有するのではなく欠く Canomaculina cristobalii 形態的に類似している 地衣成分としてサラジン酸およびコンサラジン酸を含む 本種と異なり”lacinia”が凸形ではなく扁平である 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり地衣成分として髄層にロキソジンおよびノルロバリドンを含む