2022年12月19日 (仮訳)接合分生子を有するColacogloea属1新種 Kirschner, R. & Oberwinkler, F. 2000. A new species of Colacogloea with zygoconidia. Sydowia. Available at: https://www.zobodat.at/pdf/Sydowia_52_0195-0203.pdf [Accessed December 19, 2022] 【R3-10164】2022/12/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 針葉樹に感染する樹皮下キクイムシから分離された菌寄生菌の一種を検討し、Colacogloea papilionaceaとして記載した。 本種は既知の同属他種とは接合分生子を形成する点が異なっていた。 透過型電子顕微鏡による観察でコラコソームを認め、宿主は子嚢菌であることが示された。 Germany, Hessen, Darmstadt-Eberstadt (新種) Colacogloea papilionacea R. Kirschner & Oberw. 語源…蝶のような(接合分生子の形状から) 【よく似た種との区別】 Colacogloea peniophorae 本種と異なり子嚢菌ではなくコウヤクタケ類を宿主とする 本種と分生子柄の型が異なる 本種と異なり接合分生子が知られていない Colacogloea bispora 子実体が発達しない 本種と異なり子嚢菌ではなくコウヤクタケ類を宿主とする 本種と異なり担子器がコイル状である 本種と異なり”vesiculate cells”とみられる細胞を形成する 本種と異なり分生子世代が知られていない