2022年1月19日 (仮訳)センネンボクおよびレンブに炭疽病を引き起こすColletotrichum属1新種 Phoulivong, S. et al., 2010. A new species of Colletotrichum from Cordyline fruticosa and Eugenia javanica causing anthracnose disease. Mycotaxon. Avaialble at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2010/00000114/00000001/art00032 [Accessed January 19, 2022] 【R3-09161】2022/1/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ タイのチエンマイ県においてセンネンボク、ラオスのヴィエンチャン都においてレンブにそれぞれ炭疽病を引き起こした菌をColletotrichum cordylinicolaとして新種記載した。 2菌株を用いて接種試験を行い、病原性と交差感染の可能性を検討した。 本種はタイにおいてセンネンボクに炭疽病を引き起こす初のColletotrichum属菌として報告された。 Thailand, Chiang Mai Province, San Sai District, Maejo Village (新種) Colletotrichum cordylinicola Phoulivong, L. Cai & K.D. Hyde 語源…センネンボク属に生息する 【よく似た種との区別】 Colletotrichum kahawae 分生子の形態が類似している ACT+TUB2+CAL+GS+ITS+GPDHに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子のサイズが大きい 本種より付着器のサイズが顕著に小さい ACT+TUB2+CAL+GS+ITS+GPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Colletotrichum siamense 分生子の形態が類似している ACT+TUB2+CAL+GS+ITS+GPDHに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり付着器が不規則形でない ACT+TUB2+CAL+GS+ITS+GPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される