2020年2月8日 (仮訳)ドミニカ産琥珀に見出されたPhyllopsora属の1新種、および地衣の化石史について Rikkinen, J. & Poinar, GO. Jr. 2008. A new species of Phyllopsora (Lecanorales, lichen-forming Ascomycota) from Dominican amber, with remarks on the fossil history of lichens. Journal of Experimental Botany. Available at: https://academic.oup.com/jxb/article/59/5/1007/540419 [Accessed February 8, 2020] 【R3-07028】2020/2/8投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ドミニカ共和国の琥珀に見出された地衣の化石を検討し、Phyllopsora dominicanusとして新種記載した。 本種は地衣体が微細な類葉状で、斜上する小鱗片を有し、上皮層が良好に発達し、下面に偽皮層を有し、共生藻は単細胞の緑藻であった。 本発見により、Phyllopsora属の識別形質が何千万年もの間変化していないことが明らかになったほか、菌と共生藻の境界に付着器が見出され、保存された構造が存在することが示唆された。 Dominican Republic (新種) Phyllopsora dominicana Rikkinen