2025年5月13日 (仮訳)中国においてタケに発生したSkeletocutis属1新種 Zhou, LW. & Qin, WM. 2012. A new species of Skeletocutis (Polyporaceae) on bamboo in tropical China. Mycotaxon. 119: 345–350. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000119/00000001/art00038 [Accessed May 13, 2025] 【R3-12790】2025/5/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国において枯れたタケに発生した菌を検討し、Skeletocutis bambusicolaとして新種記載した。 本種は子実体が一年生で背着生、クリーム色であり、孔口が小型、根状菌糸束を欠いていた。 顕微鏡的には担子胞子が小型楕円形、2菌糸型であり、菌糸に結晶を伴うことなどで特徴づけられた。 中国雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州勐臘県勐崙鎮 (新種) Skeletocutis bambusicola L.W. Zhou & W.M. Qin 語源…タケに生息する 【よく似た種との区別】 Skeletocutis alutacea 担子胞子が厚壁 本種と異なり根状菌糸束を有する 本種より担子胞子が長い Skeletocutis borealis 根状菌糸束を欠く 担子胞子が厚壁 本種と異なり子実体が一年生ではなく多年生 本種と異なり担子胞子が円筒形 本種と異なり菌糸構成が2菌糸型ではなく1菌糸型 Skeletocutis krawtzewii 担子胞子が厚壁 本種より孔口のサイズが大きい 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり菌糸構成が孔壁縁部において1菌糸型 本種と異なり骨格菌糸が薄壁 Skeletocutis percandida 担子胞子が厚壁 本種と異なり根状菌糸束を有する 本種と異なり担子胞子が円筒形 Skeletocutis perennis 担子胞子が厚壁 本種と異なり子実体が一年生ではなく多年生 本種より孔口が大きい 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり子実体形成菌糸層の菌糸がやや並行に配列する