2019年11月12日 (仮訳)ブラジル産のMeliola thalliformisの新変種 Soares, DJ., Parreira, DF. & Barreto, RW. 2006. A new variety of Meliola thalliformis from Brazil. Mycotaxon. Available at: http://www.mycotaxon.com/vol/abstracts/95/95-201.html [Accessed November 12, 2019] 【R3-06763】2019/11/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、ミナスジェライス州の大西洋岸熱帯雨林においてBathysa australisの葉に生じた菌を検討し、新変種Meliola thalliformis var. majorとして記載した。 本変種は基本種よりも子嚢胞子が大きく、菌糸の細胞が長いことなどで特徴づけられた。 この植物を宿主とする菌の報告は初となった。 Brazil, state of Minas Gerais, Araponga, Parque Estadual da Serra do Brigadeiro (新変種) Meliola thalliformis var. major D.J. Soares & R.W. Barreto 語源…大きい(子嚢胞子のサイズから) 【よく似た種との区別】 Meliola thalliformis 同じアカネ科植物を宿主とする 宿主に病原性を有する 付着器のサイズの範囲が重なる 本変種と異なりブラジルではなくシエラレオネなどに分布する 本変種と異なりBathysa australisではなくMitragyna stipulosaなどを宿主とする 本変種より子嚢果の最大直径が短い 本変種より子嚢胞子のサイズが小さい 本変種よりフィアライドのサイズが小さい 本変種より菌糸体の剛毛の最大長が短い 本変種より菌糸の細胞が短い 本変種と異なりベーリの式が3121.623(2/3)ではなく3121.4232である Meliola thalliformis var. naucleae 同じアカネ科植物を宿主とする 宿主に病原性を有する フィアライドのサイズの範囲が重なる 付着器のサイズの範囲が重なる 本変種と異なりブラジルではなくシエラレオネなどに分布する 本変種と異なりBathysa australisではなくNauclea diderrichiiなどを宿主とする 本変種より子嚢果の最大直径が短い 本変種より子嚢胞子のサイズが小さい 本変種より菌糸体の剛毛の最大長が短い 本変種より菌糸の細胞が短い 本変種と異なりベーリの式が3121.623(2/3)ではなく3121.4232である Meliola canthii 本変種と異なり付着器がフィアライドと混じる 本変種と異なり付着器が時に2-4裂する 本変種と異なりベーリの式が3121.623(2/3)ではなく3111.5222である