2026年5月24日 (仮訳)ロシア極東、サハリン州産の地衣類の属、Thelotremaの再検討 Ezhkin, AK. et al. 2026. A revision of the lichen genus Thelotrema Ach. (Thelotremataceae) in the Sakhalin Region, Far East of Russia. Turczaninowia. Available at: https://turczaninowia.asu.ru/article/view/19255 [Accessed May 24, 2026] 【R3-13922】2026/5/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ロシア、サハリン州で採集されたThelotrema属地衣の標本を再検討した。 T. diplotremaをロシア新産種として報告し、国後島の老齢混交林は温帯における最北端の産地となった。 T. suecicumをアジア新産種として報告し、サハリン州における本属地衣の種数は3種に増加した。 (ロシア新産種) Thelotrema diplotrema Nyl. 【よく似た種との区別】 Thelotrema subtile 温帯に分布する 子嚢胞子が無色 子嚢胞子に横隔壁を有する 地衣成分を欠く 本種ほど地衣体表面が密ではなく時に粗面 本種より子器が顕著に突出する 本種ほど果殻の遊離が通常顕著でない 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子の側壁が厚い (その他掲載種) Thelotrema lepadinum (Ach.) Ach. フジゴケ 【よく似た種との区別】 Thelotrema crassisporum 本種より子嚢胞子が短い 本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸を含む (ロシア、アジア新産種) Thelotrema suecicum (H. Magn.) P. James 【よく似た種との区別】 Thelotrema defossum 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子の”loci”が規則的に形成される 本種と異なり子嚢胞子の隔壁が薄い Thelotrema subtile 温帯に分布する 子器が顕著である 子嚢胞子に横隔壁を有する 地衣成分を欠く 本種と異なり果殻が淡褐色ではなく無色である 本種と異なり子嚢胞子が無色のままではなく部分的に灰褐色になり、老成時褐色色素を有する 本種と異なり子嚢胞子表面がしばしば円鋸歯状 本種と異なり子嚢胞子の外壁が初期から厚いのではなく初期から薄壁 本種より子嚢胞子の”loci”のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子が弱アミロイドではなくいくぶん強アミロイドである