2015年9月13日 (仮訳)イラン、アルダビール地域におけるうどんこ病菌の同定の研究 Sharifi, K. et al., 2014. A Study on the identification of powdery mildew fungi (Erysiphaceae) in Ardabil landscape, Iran. Journal of Crop Protection. … Available at: http://jcp.modares.ac.ir/article_11211_5027.html [Accessed September 13, 2015]. 【R3-02191】2015/09/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イラン、アルダビール州の複数の地点でうどんこ病菌を採集、調査した。 Erysiphe rayssiaeなど3種をイラン新産種として報告し、従来Podosphaera fuscaと同定されていた種をP. erigerontis-canadensisとして改めて報告した。 また、その他に複数種について新宿主を記録したほか、広義のPodosphaera fuscaを再検討した。 (イラン新産種) Erysiphe rayssiae (Mayor) U. Braun & S. Takam. 【よく似た種との区別】 Erysiphe pisi 本種と分生子柄のサイズが異なる 本種と分生子柄の”foot cell”のサイズが異なる Erysiphe trifoliorum 本種と分生子柄のサイズが異なる 本種と分生子柄の”foot cell”のサイズが異なる (その他掲載種) Erysiphe syringae-japonicae (U. Braun) U. Braun & S. Takam. 【よく似た種との区別】 Erysiphe syringae 本種ほど付属糸が色づかない 本種と異なり付属糸がほとんどの場合厚壁という特徴を欠く 本種より子嚢あたりの胞子数が少ない Erysiphe ligustri 本種と異なり付属糸が三次元的に分枝する (イラン新産種) Erysiphe robiniae Grev. (イラン新産種) Euoidium cf. agerati (J.M. Yen) U. Braun & R.T.A. Cook 【よく似た種との区別】 Golovinomyces circumfusus 形態的に類似している(この種のアナモルフとされることがしばしばある) 本種と異なりテレオモルフが知られている 本種と異なりしばしば分生子柄の”foot cell”が屈曲する (その他掲載種) Golovinomyces montagnei U. Braun 【よく似た種との区別】 Golovinomyces cichoracearum 本種と異なり”foot cell”が直線状でない (その他掲載種) Golovinomyces orontii (Castagne) V.P. Heluta 【よく似た種との区別】 Golovinomyces cichoracearum 形態的に類似している(しばしば混同されてきた) 本種と宿主範囲が異なる 本種と異なり分生子柄の”foot cell”が通常基部で屈曲するという特徴を欠く 本種と異なり分生子が形成時に膨大しないという特徴を欠く (イラン新産種) Podosphaera erigerontis-canadensis (Lév.) U. Braun & T.Z. Liu 【よく似た種との区別】 Podosphaera fusca 形態的に類似している(従来この種に同定されてきた) 本種より子嚢果のサイズが大きい 本種より子嚢の逸出孔のサイズが大きい