2020年6月28日 (仮訳)広義Lasiosphaeria属について (3):ヨーロッパで採集されたLizonia sphagni Declercq, B. 2014. About Lasiosphaeria s. l. (3). Lizonia sphagni Cooke collected in Europe. Ascomycete.org. Available at: https://ascomycete.org/fr/Revue/Article/art-0110 [Accessed June 28, 2020] 【R3-07451】2020/6/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ オランダおよびベルギーにおいてミズゴケに発生した菌をHilberina sphagni(基礎異名:Lizonia sphagni)と同定した。 本種はこれまでに米国におけるタイプコレクションのみが知られていた。 本種は同属他種とは子嚢胞子のサイズや形状などが異なっていた。 (ヨーロッパ、オランダ、ベルギー新産種) Hilberina sphagni (Cooke) Declercq 【よく似た種との区別】 Hilberina sphagnorum ミズゴケに生息する 子嚢胞子の隔壁数の範囲が重なる 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子が僅かに屈曲し、末端が幅狭く丸い Hilberina caudata 子嚢果の形態が類似している 子嚢胞子の形態が類似している 本種より子嚢胞子の幅が僅かに広い 本種と異なり毛の先端が尖る