アフリカ南部産さび菌類の追加:南アフリカ共和国およびアンゴラ産の4新種と2新宿主属
Berndt, R. 2020. Additions to the southern African rust fungi: four new species and two new host genera from South Africa and Angola. Mycological Progress. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s11557-019-01555-6 [Accessed September 2, 2026]
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3行まとめ
- 南アフリカ共和国とアンゴラで採集されたさび菌を検討し、Puccinia dimorphothecae-cuneatae、P. feliciicola、Uromyces hessii、Uredo myricaeの4新種を記載した。
- 各新種はそれぞれアフリカキンセンカ属、ルリヒナギク属、オランダカイウ属、ヤマモモ属植物を宿主としていた。
- また、アヤメ科Thereianthus属とキク科Cullumia属をさび菌の新宿主属として報告した。
掲載種 (6)
NEW(新種)
Puccinia dimorphothecae-cuneatae
語源…Dimorphotheca cuneataの
South Africa, Western Cape Province, Along road no. 318 ca. 16 km ENE of the village De Doorns -33.45389, 19.83139地図で開く ↗
NEW(新種)
Puccinia feliciicola
語源…ルリヒナギク属に生息する
South Africa, Western Cape Province, Road from Driehoek to Ceres, shortly N of Dwarsrivier -32.48186, 19.23678地図で開く ↗
比較 (8)
同じルリヒナギク属植物を宿主とする
本種より冬胞子のサイズが大きい
本種より冬胞子が厚壁
本種と異なり冬胞子の柄が永存性である
本種より冬胞子の柄が長い
本種より夏胞子のサイズが大きい
本種よりさび胞子のサイズが大きい
同じルリヒナギク属植物を宿主とする
本種と異なり冬胞子に”pore cap”を有する
本種より冬胞子の柄が長い
本種と異なり冬胞子の柄がしっかりとしていない
本種と異なり冬胞子の柄が溶解する
本種と異なりUredo属アナモルフを欠く
本種よりさび胞子のサイズが大きい
本種と異なりさび胞子に光屈折性の顆粒を有する
本種と異なり長世代型生活環を持つ
本種より冬胞子が短い
本種と異なり長世代型生活環を持つ
本種より冬胞子の幅が広い
本種と異なり冬胞子が淡黄金色である
同じキク科植物を宿主とする
本種と異なり南アフリカではなくモロッコなどに分布する
本種と異なりNolletia属植物などを宿主とする
本種より冬胞子の柄がずっと長い
同じキク科植物を宿主とする
本種と異なり南アフリカではなく新世界などに分布する
本種と異なりシオン属植物などを宿主とする
本種と異なり冬胞子表面が疣状である
同じキク科植物を宿主とする
本種と異なり南アフリカではなくブラジルなどに分布する
本種と異なりイズハハコ属植物などを宿主とする
本種より冬胞子の柄が長い
同じキク科植物を宿主とする
全体的な形態が酷似している
本種と異なりPteronia属植物などを宿主とする
本種より冬胞子のサイズが小さい
本種より冬胞子が薄壁
本種より夏胞子のサイズが小さい
本種より夏胞子が薄壁
NEW(新種)
Uromyces hessii
語源…採集者であるスイスの植物学者、Hans Ernst Hess氏に献名
Angola, Prov. Huila, Am westlichen Ufer des Rio Cubango südlich der Brücke bei Vila da Ponte (= Cuvango) -14.46778, 16.27444地図で開く ↗
比較 (9)
同じサトイモ科植物を宿主とする
本種と異なり冬胞子表面が平滑である
同じサトイモ科植物を宿主とする
本種と異なりオランダカイウ属ではなくショウブ属植物などを宿主とする
本種と異なり冬胞子表面が平滑である
本種と異なり夏胞子の発芽孔の数が通常2である
本種と異なり夏胞子の発芽孔を”bald patch”が囲む
同じサトイモ科植物を宿主とする
本種と異なりオランダカイウ属ではなくショウブ属植物などを宿主とする
本種と異なり冬胞子表面が平滑である
本種と異なり夏胞子の発芽孔の数が通常2である
本種と異なり夏胞子の発芽孔を”bald patch”が囲む
同じサトイモ科植物を宿主とする
冬胞子が単細胞である
本種と異なり冬胞子表面が平滑である
同じサトイモ科植物を宿主とする
本種と異なりアンゴラではなく東および東南アジアなどに分布する
本種と異なり胞子堆に糸状体を有する
本種と異なり夏胞子に明瞭な発芽孔を有する
同じサトイモ科植物を宿主とする
本種と異なりアンゴラではなく新熱帯などに分布する
本種より夏胞子のサイズが大きい
本種と異なり夏胞子が淡黄金色ではなくほぼ無色である
本種と異なり夏胞子に明瞭な発芽孔を欠く
同じサトイモ科植物を宿主とする
本種と異なりアンゴラではなく新熱帯などに分布する
本種より夏胞子のサイズが小さい
本種と異なり夏胞子に明瞭な発芽孔を欠く
同じサトイモ科植物を宿主とする
本種と異なりアンゴラではなく新熱帯などに分布する
本種と異なり夏胞子の壁が淡黄金色である
本種と異なり夏胞子に明瞭な発芽孔を欠く
同じサトイモ科植物を宿主とする
本種と異なりアンゴラではなく新熱帯などに分布する
本種より夏胞子のサイズが小さい
本種と異なり夏胞子に明瞭な発芽孔を欠く
NEW(新種)
Uredo myricae
語源…Myrica属の
South Africa, Western Cape Province, Bredasdorp, Potberg section of De Hoop nature reserve, along Klipspringer trail near Black Eagle Cave -34.37861, 20.54278地図で開く ↗