2016年1月29日 (仮訳)サウジアラビア王国、ヤンブーのマングローブ林に産した新種Amarenographium solium Hodhod, MS. et al., 2012. Amarenographium solium sp. nov. from Yanbu Mangroves in the Kingdom of Saudi Arabia. Cryptogamie, Mycologie. … Available at: http://www.bioone.org/doi/abs/10.7872/crym.v33.iss3.2012.285 [Accessed November 10, 2013]. 【R3-02606】2016/01/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ サウジアラビア、ヤンブーのマングローブ林で採集された海生菌を検討し、Amarenographium soliumとして新種記載した。 本種は2層の壁を有する分生子殻を形成し、分生子形成様式が全出芽型でフィアロ型、分生子が褐色石垣状であることなどで特徴づけられた。 分子系統解析ではプレオスポラ目クレードに含まれたが、トレマトスフェリア科ともモンタグニュラ科とも異なる系統を形成し、新科に含まれる可能性があった。 Saudi Arabia, Yanbu (新種) Amarenographium solium Abdel-Wahab, Hodhod, Bahkali & K.D. Hyde 語源…座の 【よく似た種との区別】 Medicopsis romeroi nrSSUおよびnrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりヒトの病原菌として知られている 本種と異なり分生子殻が埋生せず表在性 本種と異なり分生子殻に剛毛を有する 本種と異なり分生子柄を有する 本種と異なり分生子が帯黄色~オリーブ褐色、のちに褐色ではなく無色 本種と異なり分生子が石垣状ではなく単細胞 nrSSUおよびnrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Amarenographium metableticum 分生子殻が類球形 分生子形成様式が全出芽型でフィアロ型 分生子を単生する 本種より分生子殻の長径が短い 本種と異なり分生子殻が褐色~暗褐色ではなく黒色 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子の横隔壁の数が(3-)5(-7)ではなく3-7 本種と異なり分生子が鞘に包まれない 本種と異なり分生子の一端ではなく両端に帽子状の付属物を有する 本種と異なり分生子の基部に付属糸を有する 本種と異なり小分生子を有する Amarenographium sinense 分生子殻が類球形 分生子が鞘に包まれる 分生子の一端に帽子状の付属物を伴う 小分生子を欠く 本種より分生子殻のサイズが小さい 本種と異なり分生子殻が褐色~暗褐色ではなく暗褐色 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子の壁が平滑ではなく小隆起を有する 本種と異なり分生子の横隔壁の数が(3-)5(-7)ではなく12-17 (7-12?) 本種と異なり分生子の基部に付属糸を有する Camarosporium roumegurii 沿岸域に生息する 分生子殻が埋生する 分生子が石垣状 分生子の基部に付属糸を欠く 小分生子を欠く 本種と異なり海生菌ではなく陸生菌である 本種より分生子殻の長径が短い 本種と異なり分生子殻が褐色~暗褐色ではなく黄褐色~帯黒色 本種と異なり分生子殻が類球形ではなく球形 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子の横隔壁の数が(3-)5(-7)ではなく1-3 本種と異なり分生子が鞘に包まれない 本種と異なり分生子の一端に帽子状の付属物を有するという特徴を欠く 本種と異なり分生子が厚壁 Camarosporium palliatum 沿岸域に生息する 分生子殻が埋生する 分生子殻が類球形 分生子が石垣状 分生子が鞘に包まれる 分生子の基部に付属糸を欠く 小分生子を欠く 本種と異なり海生菌ではなく陸生菌である 本種より分生子殻のサイズが小さい 本種と異なり分生子殻が褐色~暗褐色ではなく淡褐色、暗褐色、帯黒色 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子の横隔壁の数が(3-)5(-7)ではなく(3-)5(-6) 本種と異なり分生子の一端に帽子状の付属物を有するという特徴を欠く 本種と異なり分生子が厚壁