2020年7月8日 (仮訳)ヒトの侵襲性アスペルギルス症症例において気管支洗浄液から分離されたAspergillus fijiensis:初報告 Perrone, G. et al., 2013. Aspergillus fijiensis n. sp. isolated from bronchial washings in a human case of bronchiectasis with invasive aspergillosis: the first report. Microbiology Discovery. Available at: http://www.hoajonline.com/microbiology/2052-6180/1/9 [Accessed July 8, 2020] 【R3-07480】2020/7/8投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 侵襲性アスペルギルス症の60歳男性の気管支洗浄液から分離された菌を検討し、Aspergillus fijiensisと同定した。 本種との同定はbenAおよびCaM遺伝子の配列解析に基づき、本種の病原菌としての報告は初となった。 患者はイトラコナゾールの3ヶ月間投与による治療に反応性を示した。 (その他掲載種) Aspergillus fijiensis Varga, Frisvad & Samson 【よく似た種との区別】 Aspergillus japonicus サブロー寒天培地におけるコロニーの形態が類似している benAおよびCaMに基づく分子系統解析で近縁 benAおよびCaMに基づく分子系統解析で明瞭に区別される