2017年7月21日 (仮訳)Aspergillus homomorphus:世界初の穀粒からの報告 Hussein, N. & Abdel-Hafez, S., 2017. Aspergillus homomorphus, a first global record from millet grains. Current Research in Environmental & Applied Mycology. Available at: http://www.creamjournal.org/pdf/CREAM_7_2_4.pdf [Accessed July 21, 2017]. 【R3-04226】2017/07/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イエメン、タイズ県においてトウジンビエの穀粒から分離された菌をAspergillus homomorphusと同定した。 本種は従来土壌菌として知られていたが、穀粒からの報告は世界初であり、1994年の原記載以来3番目の報告となった。 本菌株のITS領域の塩基配列は基準株と99%超の類似度を示した。 (イエメン新産種) Aspergillus homomorphus Steiman, Guiraud, Sage & Seigle-Mur. ex Samson & Frisvad 【よく似た種との区別】 Aspergillus ibericus 分生子柄が長い アスペルジラが黒色 アスペルジラが二列性 分生子のサイズが比較的大型 分生子表面が刺状 Cz培地でのリバースが無色 本種と異なり菌核を形成する Aspergillus carbonarius 分生子柄が長い アスペルジラが黒色 アスペルジラが二列性 分生子のサイズが比較的大型 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なりCz培地でのリバースが無色ではなくオリーブ緑色または暗緑色 本種よりMEA培地での生長が遅い