2025年9月6日 (仮訳)Aspergillus属は単系統群である:複数遺伝子系統解析および二次代謝産物プロファイルからの根拠 Kocsube, S. et al. 2016. Aspergillus is monophyletic: Evidence from multiple gene phylogenies and extrolites profiles. Studies in Mycology. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/wfbi/sim/2016/00000085/00000001/art00009 [Accessed September 6, 2025] 【R3-13141】2025/9/6投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Aspergillus属の単系統性について、6遺伝子と9遺伝子を用いた2つの独立した複数遺伝子系統解析および二次代謝産物プロファイルから実証した。 それぞれ96種と204種を対象とした系統解析により、本属が単系統群を形成することを高い統計的支持値で認め、属を複数に分割する系統学的根拠がないことを示した。 A. clavatoflavusとA. zonatusが本属に含まれないことを示し、前者に新属Aspergillagoを提唱し、後者をPenicilliopsis属に移した。 (新組み合わせ) Aspergillago clavatoflava (Raper & Fennell) Samson, Houbraken & Frisvad 旧名:Aspergillus clavatoflavus Raper & Fennell 語源…(属名)Aspergillus属類似 【よく似た種との区別】 Aspergillus clavatus 形態的に類似している 本種と異なりシンネマを形成しない Aspergillus flavus 形態的に類似している 本種と異なりシンネマを形成しない (新組み合わせ) Penicilliopsis zonatus (Kwon-Chung & Fennell) Samson, Houbraken & Frisvad 旧名:Aspergillus zonatus Kwon-Chung & Fennell