2013年12月17日 (仮訳)タイの土壌から見出された新種Aspergillus siamensis Eamvijarn, A., Manoch, L. & Chamswarng, C., 2013. Aspergillus siamensis sp. nov. from soil in Thailand. Mycoscience. Available at: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1340354013000934 [Accessed December 17, 2013]. 【R3-00154】2013/12/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ タイ東部の土壌から分離されたコウジカビ属Fumigati節の菌をAspergillus siamensisとして新種記載した。 β-チューブリン、カルモジュリン、アクチンの各遺伝子を用いた分子系統解析で、本種は近縁種と明瞭に区別された。 Samaesarn Island, Chonburi Province, Thailand (新種) Aspergillus siamensis Manoch & Eamvijarn 語源…シャム(タイ)の 【よく似た種との区別】 Neosartorya paulistensis 子嚢胞子表面の装飾がやや類似している 本種と異なり子嚢胞子表面が疣状突起および小さな三角形の突起により不規則な粗面になる β-チューブリンおよびカルモジュリン遺伝子に基づく分子系統解析で比較的系統が離れる Neosartorya aureola β-チューブリンおよびカルモジュリン遺伝子に基づく分子系統が比較的近縁 本種と異なり子嚢胞子の表面がトゲ状または瘤状 β-チューブリンおよびカルモジュリン遺伝子に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Neosartorya indohii β-チューブリンおよびカルモジュリン遺伝子に基づく分子系統が比較的近縁 本種と異なり子嚢胞子の表面がトゲ状または瘤状 β-チューブリンおよびカルモジュリン遺伝子に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Neosartorya udagawae β-チューブリンおよびカルモジュリン遺伝子に基づく分子系統が比較的近縁 本種と異なりヘテロタリック β-チューブリンおよびカルモジュリン遺伝子に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Aspergillus viridinutans β-チューブリンおよびカルモジュリン遺伝子に基づく分子系統が比較的近縁 本種と異なりテレオモルフが知られていない β-チューブリンおよびカルモジュリン遺伝子に基づく分子系統解析で明瞭に区別される