2023年6月25日 (仮訳)コウヤクタケ類のブラジル産の新属新種Athelocystis capitataおよびAthelopsisについての簡単な記述 Hjortstam, K. & Ryvarden, L. 2010. Athelocystis capitata, a new genus and species from Brazil, with brief notes on Athelopsis, Corticioid fungi (Basidiomycota). Synopsis Fungorum. Available at: https://www.fungiflora.no/_files/ugd/b2cc6b_1f8f96bed90d4119974a343e22b7f5b7.pdf [Accessed June 25, 2023] 【R3-10726】2023/6/25投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルから新属新種Athelocystis capitataを記載した。 また、コロンビアからAthelopsis curvisporaを新種記載した。 Athelop. bicornisを新学名として提唱し、Athelopsis属の検索表を掲載した。 Brazil, São Paulo, Santos, Cananeia, Ilha do Cardoso (新種) Athelocystis capitata Hjortstam & Ryvarden 語源…(属名)Athelia属+嚢/(種小名)頭状の 【よく似た種との区別】 Athelopsis spp. 担子器に柄を有する 本種と異なり担子胞子の形状が鋭い Colombia, Cundinamarcha, km 16 en la via Mosquera-La Mesam (新種) Athelopsis curvispora Hjortstam & Ryvarden 語源…屈曲する胞子の(担子胞子の形状から) 【よく似た種との区別】 Athelopsis lembospora コロンビアに分布する 子実層面が平滑 担子器が通常4胞子性 シスチジアを欠く 菌糸にクランプを有する 本種と異なりコロンビアのみではなく汎世界的に分布する 本種と異なりメシダ属やオシダ属のシダ、ヤシなどに発生する 本種と異なり担子胞子が顕著に屈曲するという特徴を欠く (新学名) Athelopsis bicornis Hjortstam & Ryvarden 旧名:Pteridomyces bisporus Boidin & Gilles 【よく似た種との区別】 Athelopsis crystallifera 菌糸にクランプを欠く 本種より担子胞子の幅が狭い 本種と異なりハイファルペグを有するという特徴を欠く