2014年1月18日 (仮訳)Auricularia olivaceus:インド北部産の新種 Kumari. B., Upadhyay. RC., Atri. NS., 2013, Auricularia olivaceus: a new species from North India., Mycosphere, http://www.mycosphere.org/pdfs/MC4_1_No7.pdf 【R3-00286】2014/01/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド北部のヒマーチャル・プラデーシュ州で発見された菌を、 Auricularia olivaceusとして新種記載した。 本種は種小名が示す通り、子実体がオリーブ色を帯びる独特の性質を持っていた。 本種はインド産のキクラゲ属菌としては7番目に報告された種となった。 India, Himachal Pradesh: Shimla Tara Devi (新種) Auricularia olivaceus B. Kumari 語源…オリーブ色の 【よく似た種との区別】 Auricularia polytricha(アラゲキクラゲ) 髄層の厚さが150 μmを超える 本種と異なり傘の上面が密毛に覆われる 本種と異なり子実層面がオリーブ褐色ではなく暗紫色~暗褐色 本種と異なりやや柄を持つ 本種よりも毛の層が厚く、本種が100 μm未満なのに対して100 μmを超える Auricularia mesenterica(ヒダキクラゲ) 本種と異なり子実体がオリーブ色を帯びない 本種と切片で区別される Auricularia auricula-judae(キクラゲ) 本種と異なり子実体がオリーブ色を帯びない 本種と切片で区別される Auricularia tenuis 傘に長さ100 μmまでの毛を持つ 髄層を持つ 本種と異なり子実体がオリーブ色を帯びない 本種より担子胞子のサイズが大きい Auricularia fuscosuccinea 本種と異なり子実体がオリーブ色を帯びない 本種よりも毛の層が厚く、本種が100 μm未満なのに対して約100 μmになる 本種と異なり髄層が100-400 μmではなく150 μmを超える程度