2014年1月26日 (仮訳)非白癬性爪真菌症に関係する新種Auxarthron ostravienseおよびA. umbrinum Hubka, V. & Dobiášová, S., 2013. Auxarthron ostraviense sp. nov., and A. umbrinum associated with non-dermatophytic onychomycosis. Medical …. Available at: http://informahealthcare.com/doi/abs/10.3109/13693786.2013.770608 [Accessed November 10, 2013]. 【R3-00316】2014/01/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 従来、好ケラチン菌のAuxarthron属菌は病原菌として知られていなかったが、本論文では乾癬患者の爪から分離された例を初めて報告した。 形態形質および分子系統解析の結果に基づき、この菌をAuxarthron ostravienseとして新種記載し、近縁種と抗真菌薬耐性を比較した。 また、A. umbrinumを爪真菌症の疑われる3患者から分離し、うち1患者について病歴を詳細に記録した。 Ostrava, Czech Republic (新種) Auxarthron ostraviense Hubka, Dobiášová & M. Korařík 語源…オストラヴァ産の 【よく似た種との区別】 Auxarthron umbrinum 形態がやや類似している リバースが橙色~赤色になる ITS、RPB2、benAなどに基づく分子系統解析でごく近縁 本種と異なり光学顕微鏡下で子嚢胞子が平滑ではなく粗面に見える 本種と異なりシクロピロクスオラミンに耐性を持つ 本種と異なりポサコナゾールに感受性を持つ 本種と異なり35°Cで生育可能 本種と異なり37°Cで7日間培養してから25°Cに移した時に生育が見られる ITS、RPB2、benAなどに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Auxarthron thaxteri 形態がやや類似している ITS、RPB2、benAなどに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり光学顕微鏡下で子嚢胞子が平滑ではなく粗面に見える 本種と異なりリバースが橙色にならない 本種と異なり35°Cで生育可能 ITS、RPB2、benAなどに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Auxarthron conjugatum 形態がやや類似している 光学顕微鏡下で子嚢胞子が平滑に見える(微かに粗面に見えることもある) リバースが橙色~赤色になる ITS、RPB2、benAなどに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり37°Cで生育可能 ITS、RPB2、benAなどに基づく分子系統解析で明瞭に区別される