2023年6月22日 (仮訳)スペイン南部産の目立つ新種、Bolbitius elegans Horak, E. et al., 2002. Bolbitius elegans, a striking new species from southern Spain. Persoonia. Available at: https://repository.naturalis.nl/pub/532434/PERS2002017004006.pdf [Accessed June 22, 2023] 【R3-10717】2023/6/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スペインにおいてウマヤロバの糞に発生した菌を検討し、Bolbitius elegansとして新種記載した。 本種は傘が鮮やかな黄金色、柄が淡黄色であり、縁シスチジアが類球形~小嚢状で若干液化することなどで特徴づけられた。 本種は縁シスチジアの形状が異なるにもかかわらず、B. vitellinus複合種に近縁と考えられた。 Spain, Malaga, prov. Ronda, Nava de San Luis (新種) Bolbitius elegans E. Horak, G. Moreno, A. Ortega & Esteve-Rav. 語源…美しい 【よく似た種との区別】 Bolbitius vitellinus ヨーロッパに分布する 形態的に類似している(野外では容易に混同されうる) 傘が円錐形で開かない 本種と異なりスイス、米国における分布が知られている 本種と異なり縁シスチジアが棍棒形~球状~小嚢状という特徴を欠く Conocybe coprophila 傘表皮がゼラチン化する 本種と傘表皮の構造が異なる 本種と異なり子実体が液化しない Conocybe rickenii 傘表皮がゼラチン化する 本種と傘表皮の構造が異なる 本種と異なり子実体が液化しない