2022年12月8日 (仮訳)Canoparmelia texanaは2つの独立の系統からなる Kirika, PM. et al., 2022. Canoparmelia texana (Parmeliaceae, Ascomycota) consists of two independent lineages. The Lichenologist. Available at: https://www.cambridge.org/core/journals/lichenologist/article/abs/canoparmelia-texana-parmeliaceae-ascomycota-consists-of-two-independent-lineages/661376E13BEFEAE7A52AAE3E89DE9609 [Accessed December 8, 2022] 【R3-10131】2022/12/8投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Canoparmelia texanaの種の境界を検討した。 主にケニア産標本を用いて分子系統解析を実施し、本種が2つの異なる系統からなることを示した。 クレードのうち一つに対してParmelia albaniensisの学名を復活させるとともに、新組み合わせとしてCanoparmelia属に移した。 (新組み合わせ) Canoparmelia albaniensis (C. W. Dodge) Divakar & Kirika 旧名:Parmelia albaniensis C. W. Dodge 【よく似た種との区別】 Canoparmelia texana(タナカウメノキゴケ) 米国、ケニアに分布する 形態的に類似している(同種とされてきた) ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり地衣体上面の白斑が不明瞭ではなく明瞭 本種より子嚢胞子のサイズが小さい ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Canoparmelia aptata(シラチャウメノキゴケ) 形態的に類似している 本種と異なり地衣成分としてペルラトリン酸を含む