2025年5月23日 (仮訳)日本、北海道においてテンサイの葉の斑点病を引き起こす新種、Cercospora hokkaidensis Uy, RJ. et al. 2025. Cercospora hokkaidensis: A Novel Species Associated with Leaf Spot in Sugar Beet (Beta vulgaris) in Hokkaido, Japan. Mycoscience. Available at: https://www.jstage.jst.go.jp/article/mycosci/66/3/66_MYC667/_article [Accessed May 23, 2025] 【R3-12822】2025/5/23投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 北海道においてテンサイの葉に発生した斑点病を検討し、病変から分離されたCercospora属菌の多様性を調査した。 分離菌株はC. beticola、C. cf. resedae、および未知系統の3群に分かれ、未知系統をC. hokkaidensisとして新種記載した。 本属菌のバーコーディング領域としてATR遺伝子配列を新たに提案した。 北海道上川町 (新種) Cercospora hokkaidensis R.J. Uy, H. Uda & C. Nakash. 語源…北海道産の 【よく似た種との区別】 Cercospora beticola 同所的に分布する(北海道) 同じテンサイを宿主とする 宿主の葉に斑点病を引き起こす ATRおよびact+ATR+CaM+his+tefに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子柄がかなり淡色という特徴を欠く 本種と異なり分生子が円筒状倒棍棒形でない ATRおよびact+ATR+CaM+his+tefに基づく分子系統解析で明瞭に区別される