infectoria種群に含まれるAlternaria属菌の分離株の特徴づけおよびオオカニツリ属植物から分離された新種Pseudoalternaria arrhenatheria
Lawrence, DP. et al., 2013. Characterization of Alternaria isolates from the infectoria species-group and a new taxon from Arrhenatherum, Pseudoalternaria arrhenatheria sp. nov. Mycological Progress. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-013-0910-x [Accessed May 2, 2014].
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3行まとめ
- 米国西海岸で様々な宿主から分離されたAlternaria infectoria種群の菌を形態学的に検討し、alternaria種群の分離株と比較した。
- 分子系統解析の結果、本種群はアナモルフ菌が含まれるAlternaria属の系統とは離れた位置に、統計的に強く支持される明瞭なクレードを形成することが示された。
- また、infectoria種群系統の基部に位置する新属新種Pseudoalternaria arrhenatheriaを記載し、新組み合わせP. rosaeを提唱した。
掲載種 (2)
NEW(新種)
Pseudoalternaria arrhenatheria
語源…偽のAlternaria属/オオカニツリ属の
※Dugan & Peever (2002) でAlternaria infectoriaと同定されたWRPIS 564692-12FD株を基に記載された。
※2014年5月3日現在、本種はMycoBank/Species fungorumに登録されていない。
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比較 (2)
アナモルフ菌である
分生子柄が培地表面だけでなく気生菌糸からも生じる
PDA培地でのコロニーの縁部が平滑
PDA培地でのコロニーの表面がフェルト状
WPDA培地でのコロニーの表面が粒状
WPDA培地でクモの巣状の栄養菌糸 (AVH) を形成する
ITS、gpd、細胞膜ATPase遺伝子、ITS+gpd+細胞膜ATPase遺伝子に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりPDA培地でのコロニーの形状が規則的ではなく不規則
本種と異なりPDA培地でのコロニーが白色~灰色ではなく白色~暗緑色
gpd、細胞膜ATPase遺伝子、ITS+gpd+細胞膜ATPase遺伝子に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
形態的に類似している(かつて本種がこの種と同定されたことがあった) (Dugan & Peever, 2002)
ITS、gpd、細胞膜ATPase遺伝子、ITS+gpd+細胞膜ATPase遺伝子に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりテレオモルフを持つ(Lewia属)
ITS、gpd、細胞膜ATPase遺伝子、ITS+gpd+細胞膜ATPase遺伝子に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
COMB(新組み合わせ)
Pseudoalternaria rosae
旧名:Alternaria rosae E. G. Simmons & C.F. Hill
※2014年5月3日現在、本種はMycoBank/Species fungorumに登録されていない。
比較 (1)
アナモルフ菌である
分生子柄が培地表面だけでなく気生菌糸からも生じる
PDA培地でのコロニーの縁部が平滑
PDA培地でのコロニーの表面がフェルト状
WPDA培地でのコロニーの表面が粒状
WPDA培地でクモの巣状の栄養菌糸 (AVH) を形成する
ITS、gpd、細胞膜ATPase遺伝子、ITS+gpd+細胞膜ATPase遺伝子に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりPDA培地でのコロニーの形状が不規則ではなく規則的
本種と異なりPDA培地でのコロニーが白色~暗緑色ではなく白色~灰色
gpd、細胞膜ATPase遺伝子、ITS+gpd+細胞膜ATPase遺伝子に基づく分子系統解析で明瞭に区別される