2014年7月14日 (仮訳)イベリア半島北西部で見出された新種Cheimonophyllum pontevedrense Blanco-Dios, J., 2014. Cheimonophyllum pontevedrense, a new species found in the northwest of the Iberian Peninsula. Revista Catalana de Micologia. Available at: http://micocat.net/UNCINULA09/rcm_0504/2013_35/RCM_35_2013_03_CHEIMONOPHYLLUM_PONTEVEDRENSE.pdf [Accessed July 14, 2014]. 【R3-00904】2014/07/14投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イベリア半島北西部のガリシアでハリエニシダの切り株上に見出された菌を、Cheimonophyllum pontevedrenseとして新種記載した。 本種について、子実体の肉眼的・顕微鏡的形質の記載文、写真、スケッチを掲載した。 Singerの定義ではCheimonophyllum属は縁シスチジアを欠くとされていたが、その後縁シスチジアを持つ種が2種記載されたため、属概念を修正した。 Spain, Pontevedra, Pontevedra, Lérez (新種) Cheimonophyllum pontevedrense Blanco-Dios 語源…ポンテベドラ産の 【よく似た種との区別】 Cheimonophyllum candidissimum 子実体が白色~クリーム色 縁シスチジアを持つ 本種と異なりスペインではなくヨーロッパ・北アフリカ・北米・中米・南米・オーストラリア・ニュージーランドに分布する 本種と異なりハリエニシダではなく様々な落葉樹を宿主とする 本種と異なり柄を欠くかまたは痕跡的 本種より担子胞子が長い 本種と異なり担子胞子が通常球形(時に類球形)ではなく球形・類球形・広洋梨形 本種と異なり縁シスチジアが様々な形状ではなく糸状 Cheimonophyllum roseum 本種と異なりスペインではなくニュージーランドに分布する 本種と異なりハリエニシダではなくナンキョクブナ属樹木を宿主とする 本種と異なり子実体がクリーム色ではなく桃色 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が通常球形(時に類球形)ではなく球形・類球形(稀に広洋梨形) 本種と異なり縁シスチジアを欠く Cheimonophyllum stipticoides 子実体が白色~クリーム色 縁シスチジアを持つ 担子胞子が球形 本種と異なりスペインではなくチリに分布する 本種より担子胞子のサイズが大きい