2021年3月13日 (仮訳)地中海地域産の見過ごされてきたが一般的な種、Cladonia subturgida Pino-Bodas, R. et al., 2020. Cladonia subturgida (Cladoniaceae, Lecanoromycetes), an overlooked, but common species in the Mediterranean region. Symbiosis. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s13199-020-00688-7 [Accessed March 13, 2021] 【R3-08225】2021/3/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 従来イベリア半島およびカナリア諸島に限って分布するとされてきたCladonia subturgidaをフランス南部、サルデーニャ島、イタリア半島南部、クレタ島、およびギリシャ本土から報告した。 分布モデルを構築して本種の潜在的な分布域を推定し、最暖四半期および年間降水量が最も影響の大きい環境変数であることを示した。 ITS領域の遺伝的変異を検討した結果、11種類のハプロタイプを認め、そのうち1種類が分布域全体に広がっていた。 (フランス、イタリア、ギリシャ新産種) Cladonia subturgida Samp. 【よく似た種との区別】 Cladonia cervicornis(オオバハナゴケ) 地中海地域に分布する 形態的に類似している(混同のおそれがある) 主に基本葉体を形成する 子柄に盃を伴う Cladonia firma 地中海地域に分布する 形態的に類似している(混同のおそれがある) 主に基本葉体を形成する 子柄に盃を伴う