2024年9月5日 (仮訳)中国においてクルミの炭疽病を引き起こすColletotrichum属菌 Zhang, L. et al. 2024. Colletotrichum species (Glomerellales, Glomerellaceae) causing walnut anthracnose in China. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/127734/ [Accessed September 5, 2024] 【R3-12040】2024/9/5投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国の7つの省においてクルミの炭疽病を引き起こすColletotrichum属菌を採集し、12種を同定した。 そのうち1種をC. chinensisとして新種記載した。 接種試験により全ての種が炭疽病の病原菌であることが確かめられ、3種についてはクルミから初の報告となった。 中国山東省泰安市 (新種) Colletotrichum chinensis Y. Zhang ter & L. Zhang 語源…中国産の 【よく似た種との区別】 Colletotrichum citrulli 中国に分布する 同じクルミ属植物を宿主とする 炭疽病の病原菌である ACT+CHS-1+GAPDH+ITS+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子が短い 本種より付着器が短い ACT+CHS-1+GAPDH+ITS+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Colletotrichum dimorphum ACT+CHS-1+GAPDH+ITS+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子が短い 本種より付着器が短い ACT+CHS-1+GAPDH+ITS+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Colletotrichum gloeosporioides ACT+CHS-1+GAPDH+ITS+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子が短い 本種より付着器が短い ACT+CHS-1+GAPDH+ITS+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Colletotrichum juglandicola 中国に分布する 同じクルミ属植物を宿主とする 炭疽病の病原菌である ACT+CHS-1+GAPDH+ITS+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子が短い 本種より付着器が短い 本種よりコロニーの生長が遅い ACT+CHS-1+GAPDH+ITS+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される ACT+CHS-1+GAPDH+ITS+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Colletotrichum nanhuaensis ACT+CHS-1+GAPDH+ITS+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子が短い 本種より付着器が短い ACT+CHS-1+GAPDH+ITS+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Colletotrichum peakense ACT+CHS-1+GAPDH+ITS+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子が短い 本種より付着器が短い ACT+CHS-1+GAPDH+ITS+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Colletotrichum boninense Moriwaki, Toy. Sato & Tsukiboshi (その他掲載種) Colletotrichum karsti You L. Yang, Zuo Y. Liu, K.D. Hyde & L. Cai (その他掲載種) Colletotrichum citrulli Z. Guo & Q.S. Gu 【よく似た種との区別】 Colletotrichum chinensis 中国に分布する 同じクルミ属植物を宿主とする 炭疽病の病原菌である ACT+CHS-1+GAPDH+ITS+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子が長い 本種より付着器が長い ACT+CHS-1+GAPDH+ITS+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される