Phoma属モノグラフへの貢献 VI-1、Phyllostictoides節:基準種Phoma exiguaの特徴と命名法

van der Aa, HA., Boerema, GH. & de Gruyter, J. 2000. Contributions towards a monograph of Phoma (Coelomycetes) VI – 1. Section Phyllostictoides: Characteristics and nomenclature of its type species Phoma exigua. Persoonia. Available at: https://repository.naturalis.nl/pub/532006 [Accessed May 9, 2025]
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3行まとめ
  1. Phoma exiguaの形態、培養、生態、分布、命名法を包括的に整理した。
  2. 2新組み合わせを含め、本変種に9変種を認め、2変種を疑問とした。
  3. 各変種は宿主特異性、生長速度、コロニーの色、抗生物質E産生の有無、厚壁胞子の有無などで識別された。
掲載種 (9)
その他掲載種(その他掲載種)
Phoma exigua
Desmazières
比較 (5)
↗
✕本種と異なり形態変異が極めて大きい
↗
✕本種より単細胞分生子の幅の変異が大きい
↗
✕本種と異なり生長がかなり速い
↗
○形態的区別が本種のE⁻株と困難なほど類似している
↗
○NaOH反応陽性でのちに赤色になる
✕本種と異なり多犯性ではなくアマを宿主とする
✕本種よりOAおよびMA培地での生長が比較的遅い
✕本種と異なりコロニーが無色または様々な灰色~帯緑色、または帯オリーブ色~帯オリーブ黒色ではなく帯オリーブ灰色~帯オリーブ黒色
その他掲載種(その他掲載種)
Phoma exigua var. linicola
(Naumov & Vassiljevsky) Maas
比較 (2)
↗
○宿主がいずれも地中海起源の植物である
○AFLP分析で近縁
✕AFLP分析で明瞭に区別される
↗
○NaOH反応陽性でのちに赤色になる
✕本変種と異なりアマを宿主とするのではなく多犯性
✕本変種よりOAおよびMA培地での生長が比較的速い
✕本変種と異なりコロニーが帯オリーブ灰色~帯オリーブ黒色ではなく無色または様々な灰色~帯緑色、または帯オリーブ色~帯オリーブ黒色
その他掲載種(その他掲載種)
Phoma exigua var. heteromorpha
(S. Schulz. & Sacc.) Noordel. & Boerema
比較 (3)
↗
✕本変種と異なり形態変異が極めて大きいという特徴を欠く
↗
○宿主がいずれも地中海起源の植物である
○AFLP分析で同一グループに属する
✕AFLP分析で明瞭に区別される
↗
✕本変種と異なりキョウチクトウ属ではなくヤマナラシ属、時にヤナギ属植物を宿主とする
✕本変種よりOA培地での生長が速い
✕本変種と異なりOA培地でのコロニーがかなり暗色で帯オリーブ灰色~帯オリーブ灰黒色ではなく無色~帯灰オリーブ色
✕本変種と異なりOA培地での気生菌糸が白色~淡い帯オリーブ灰色/”glauceous grey”ではなく淡い帯オリーブ灰色~”glauceous grey”である
その他掲載種(その他掲載種)
Phoma exigua var. populi
De Gruyter & Scheer
比較 (1)
↗
✕本変種と異なりヤマナラシ属、時にヤナギ属ではなくキョウチクトウ属植物を宿主とする
✕本変種よりOA培地での生長が遅い
✕本変種と異なりOA培地でのコロニーが無色~帯灰オリーブ色ではなくかなり暗色で帯オリーブ灰色~帯オリーブ灰黒色
✕本変種と異なりOA培地での気生菌糸が淡い帯オリーブ灰色~”glauceous grey”ではなく白色~淡い帯オリーブ灰色/”glauceous grey”である
その他掲載種(その他掲載種)
Phoma exigua var. diversispora
(Bubák) Boerema
比較 (2)
↗
✕本変種より単細胞分生子の幅の変異が小さい
↗
○同じインゲンマメ属植物を宿主とする
○宿主に同様の病徴を引き起こす
○培養形質が僅かしか異ならない
○厚壁胞子を有することがある
○AFLP分析で同一グループに属する
✕本変種と異なりアフリカおよびヨーロッパではなく南米、中米に分布する
✕本変種よりMA培地での生長が速い
✕本変種と酵素組成が明瞭に異なる
✕AFLP分析で遺伝的に異なる
COMB(新組み合わせ)
Phoma exigua var. noackiana
(Allesch.) Aa, Boerema & de Gruyter
旧名:Phyllosticta noackiana Allesch.
比較 (1)
↗
○同じインゲンマメ属植物を宿主とする
○宿主に同様の病徴を引き起こす
○培養形質が僅かしか異ならない
○厚壁胞子を有することがある
○AFLP分析で同一グループに属する
✕本変種と異なり南米、中米ではなくアフリカおよびヨーロッパに分布する
✕本変種よりMA培地での生長が遅い
✕本変種と酵素組成が明瞭に異なる
✕AFLP分析で遺伝的に異なる
その他掲載種(その他掲載種)
Phoma exigua var. lilacis
(Sacc.) Boerema
比較 (1)
↗
✕本変種と異なり生長がかなり速いという特徴を欠く
その他掲載種(その他掲載種)
Phoma exigua var. viburni
(Roum. ex Sacc.) Boerema
比較 (2)
↗
○培養性状がかなり類似している
✕本変種と異なり宿主がガマズミ属ではなくレンギョウ属植物である
✕AFLP分析で明瞭に区別される
↗
○形態的区別がこの種のE⁻株と困難なほど類似している
COMB(新組み合わせ)
Phoma exigua var. forsythiae
(Sacc.) Aa, Boerema & de Gruyter
旧名:Phyllosticta forsythiae Sacc.
比較 (1)
↗
○培養性状がかなり類似している
✕本変種と異なり宿主がレンギョウ属ではなくガマズミ属植物である
✕AFLP分析で明瞭に区別される
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実験器具/実験手法/試薬
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