2022年8月16日 (仮訳)フェノスカンジア新産種、Cortinarius lustrabilis Niskanen, T., Liimatainen, K. & Kytövuori, I. 2006. Cortinarius lustrabilis (Basidiomycota, Agaricales), a new species to Fennoscandia. Karstenia. Available at: https://www.funga.fi/Karstenia/Karstenia_46-1_2006-2.pdf [Accessed August 16, 2022] 【R3-09787】2022/8/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ フィンランドおよびノルウェーのマツ・トウヒ林に発生したCortinarius lustrabilisをフェノスカンジア新産種として報告した。 タイプ標本を含めて形態学的検討および塩基配列決定を行った。 配列比較により本種が系統的にかなり孤立した種であることが示された。 (フェノスカンジア、フィンランド、ノルウェー新産種) Cortinarius lustrabilis Moënne-Loccoz 【よく似た種との区別】 Cortinarius pinophilus 同じマツ林に発生する 担子胞子のサイズの範囲が重なる 本種と異なり子実体が幼時類白色で間もなく杏黄色になる 本種と異なり傘表面が吸水性の条線状でない 本種と異なり柄が棍棒形で時にほとんど塊茎状 本種と異なり味が苦いのではなく温和である 本種と異なり担子胞子が楕円形である 本種より担子胞子が顕著な疣状である Cortinarius variegatus 傘表面が粉霜状 本種より子実体がしっかりとしている 本種と異なり被膜が赤色になる 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子表面が平滑