(仮訳)東アジア産の新種Cryptoporus densiflorusおよびCryptoporus属の分布の再評価
Choi, J. et al. 2026. Cryptoporus densiflorus, sp. nov. (Polyporaceae), from East Asia and a reassessment of species distributions in Cryptoporus. Mycologia. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/00275514.2026.2672914 [Accessed June 21, 2026] 【R3-14007】2026/6/21投稿

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3行まとめ

韓国と日本においてCryptoporus volvatusと同定されてきた標本を再検討した。
その結果を基に、アカマツに高度な宿主特異性を示すこの系統をC. densiflorusとして新種記載した。
また、Cryptoporus属全種の地理的分布を再評価し、形態のみに基づく従来のロシア、ラオス、台湾産記録が誤同定である可能性を指摘した。
韓国江原特別自治道麟蹄郡

(新種)

Cryptoporus densiflorus J. Choi, A.S. Lupala & Y.W. Lim
語源…アカマツ (Pinus densiflora) の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Cryptoporus volvatus(ヒトクチタケ)
ITS+nrLSU+nrSSU+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり韓国ではなく米国、カナダなどに分布する
本種と異なり傘が帯赤橙色~暗褐色ではなくクリーム色~濃い帯桃黄褐色
本種より肉が厚い
ITS+nrLSU+nrSSU+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Cryptoporus sinensis
東アジアに分布する
同じマツ属樹木を宿主とする
ITS+nrLSU+nrSSU+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり韓国ではなく中国、ベトナムなどに分布する
本種と異なりアカマツではなくPinus kesiyaP. densataなどを宿主とする
本種より担子胞子が僅かに短い
ITS+nrLSU+nrSSU+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Cryptoporus qinlingensis
東アジアに分布する
同じマツ属樹木を宿主とする
形態的にほとんど違いが見られないほど類似している
ITS+nrLSU+nrSSU+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり韓国ではなく中国などに分布する
本種と異なりアカマツではなくPinus massonianaなどを宿主とする
ITS+nrLSU+nrSSU+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される