2024年10月14日 (仮訳)中国南西部のコウヨウザン植林地土壌から得られたCylindrocladiella属菌 Liu, Y. & Chen, SF. 2024. Cylindrocladiella species from Cunninghamia lanceolata plantation soils in southwestern China. Fungal Systematics and Evolution. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/wfbi/fuse/2024/00000013/00000001/art00010 [Accessed October 14, 2024] 【R3-12159】2024/10/14投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国雲南省のコウヨウザン林において土壌から分離された菌を検討し、Cylindrocladiella yunnanensisとして新種記載した。 また、同地点から分離された別の種をC. longistipitataと同定し、この種を中国新産種として報告した。 両種は分子系統解析でそれぞれ独自の系統を形成し、頂嚢の幅や分生子のサイズでも区別された。 中国雲南省普洱市景谷県永平鎮 (新種) Cylindrocladiella yunnanensis Y. Liu & S.F. Chen 語源…雲南産の 【よく似た種との区別】 Cylindrocladiella longistipitata 同所的に分布する(中国) コウヨウザン林に生息する 土壌菌である his3+ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で近縁 本種より頂嚢の幅が広い 本種より分生子のサイズが大きい his3+ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (中国新産種) Cylindrocladiella longistipitata L. Lombard & Crous 【よく似た種との区別】 Cylindrocladiella yunnanensis 同所的に分布する(中国) コウヨウザン林に生息する 土壌菌である his3+ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で近縁 本種より頂嚢の幅が狭い 本種より分生子のサイズが小さい his3+ITS+tef1+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される