2024年10月27日 (仮訳)中国北部においてCotinus coggygriaに潰瘍病を引き起こした新種Cytospora palm Zhang, Q-T. et al. 2014. Cytospora palm sp. nov. (Diaporthales, Ascomycota), a canker agent on Cotinus coggygria (Anacardiaceae) in Northern China. Cryptogamie, Mycologie. Available at: https://sciencepress.mnhn.fr/sites/default/files/articles/pdf/cryptogamie-mycologie2014v35f3a1.pdf [Accessed October 28, 2024] 【R3-12199】2024/10/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国北京市においてハグマノキの潰瘍病の原因として特定された菌をCytospora palmとして新種記載した。 本種は分生子果がサイトスポラ型で破出し円形、32°Cが生育適温であることなどで特徴づけられた。 接種試験により本種のハグマノキに対する病原性を確かめるとともに、tef1-αが本属菌の種同定と分子系統解析に有用なマーカーであることを示した。 中国北京市香山 (新種) Cytospora palm Qing T. Zhang & X.Y. Zhang 語源…ヤシの(分生子果が集合した際の形状から) 【よく似た種との区別】 Valsa myrtagena 分生子果の小室がロゼット状のサイトスポラ型である 本種より分生子果の嘴が短い 本種より分生子柄が短い 本種と異なり分生子柄が時に分枝するという特徴を欠く 本種より分生子が短い