2014年4月8日 (仮訳)ベトナム産の新種Dactylaria mucoglobifera Mel’nik, VA., et al., 2013. Dactylaria mucoglobifera sp. nov. – a new species from Vietnam. Schlechtendalia. Available at: http://public.bibliothek.uni-halle.de/index.php/schlechtendalia/article/view/274 [Accessed April 7, 2014]. 【R3-00584】2014/04/08投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ベトナムでマテバシイ属またはコナラ属樹木の殻斗の内側に発生した菌を、Dactylaria mucoglobiferaとして新種記載した。 本種は分生子頂部に粘性がある球形の付属物を持つ点で特徴づけられ、この付属物は乾燥標本でも失われなかった。 本種の培養の試みは失敗し、分子系統解析を行うことはできなかった。 Vietnam, Dak Lak Prov., Krong Kmar District, Chu Yang Sin National Park, 1.5 km west of Chu Pan Phan mountain (新種) Dactylaria mucoglobifera Melnik, U. Braun & A.V. Alexandrova 語源…粘性のある球を持つ 【よく似た種との区別】 Dactylaria flammulicornuta 本種と異なりベトナムではなくタイに分布する 本種と異なりブナ科樹木ではなくNenga pumilaを宿主とする 本種と異なり殻斗ではなく葉柄に発生する 本種より分生子のサイズがずっと大きい 本種と異なり分生子が狭倒卵形~短棍棒形ではなく円筒形 本種と異なり分生子に1-2(-3)隔壁ではなく0-1隔壁を持つ 本種と異なり分生子末端の付属物が球形ではなく炎状 本種と異なり分生子末端の付属物が時に分生子の全長ほどの大きさになる