2024年8月10日 (仮訳)西欧産のよく目立つ種、新組み合わせ/新階級Degelia cyanoloma Blom, HH. & Lindblom, L. 2010. Degelia cyanoloma (Schaer.) H. H. Blom & L. Lindblom comb. et stat. nov., a distinct species from western Europe. The Lichenologist. Available at: https://www.cambridge.org/core/journals/lichenologist/article/abs/degelia-cyanoloma-schaer-hh-blom-l-lindblom-comb-et-stat-nov-a-distinct-species-from-western-europe/9CB4C4432C1C2A4247CB912DA8DD0483 [Accessed August 10, 2024] 【R3-11962】2024/8/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Degelia plumbeaの変種の一つを種に昇格させ、D. cyanolomaとした。 ノルウェー、ホルダラン県産標本を含む多数の西欧産標本の形態学的検討の結果を根拠とした。 本種は地衣体が大型で帯灰色、子器が暗色であることなどで特徴づけられた。 (新組み合わせ、新階級) Degelia cyanoloma (Schaerer) H.H. Blom & L. Lindblom 旧名:Pannaria plumbea var. cyanoloma Schaer. 【よく似た種との区別】 Degelia plumbea ヨーロッパに分布する 子器盤が湿時帯赤色 顕微鏡的形態が非常に類似している 本種より地衣体のサイズが顕著に小さくて薄い 本種ほど地衣体ががっしりとしていない 本種と異なり地衣体表面が平滑で細かい条線状ではなく粗面で小鱗片を有し、白斑が特に縁部にかけて不規則な網目状をなす 本種より地衣体の生長が遅い 本種より裂片の幅が狭く、より薄い 本種と異なり裂片が縁部で膨らむのではなくほとんどの場合狭い切れ込みや指状の小裂片により不規則形である 本種と異なり裂片表面が顕著な光沢状でかなり平滑なのではなく、かなり鈍い 本種と異なり子器盤が乾燥時非常に暗色の赤褐色または帯黒色という特徴を欠く Degelia atlantica ノルウェーに分布する 地衣体の色が類似している 裂片が厚い 裂片が全縁である 地衣体表面に小鱗片を欠く 顕微鏡的形態が非常に類似している 本種より地衣体のサイズが顕著に小さい 本種ほど地衣体の横方向の三日月形の隆起が顕著ではなく、裂片間の部分が顕著な凹形ではなくより平坦である 本種より地衣体の生長が遅い