2024年8月21日 (仮訳)Boubovia属とPulvinula属の定義 Yao, Y-J. & Spooner, BM. 1996. Delimitation of Boubovia and Pulvinula. Mycological Research. Available at: https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0953756296801201 [Accessed August 21, 2024] 【R3-11996】2024/8/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Boubovia属とPulvinula属の定義について検討した。 両属は形態的に類似しているが、前者は子嚢胞子が類球形~楕円形で、胞子が分化する際に子嚢が厚壁になる性質を有し、後者は子嚢胞子が球形で子嚢壁が厚くならないことで区別された。 3種の新組み合わせを提唱し、Boubovia属の既知種の検索表を掲載した。 (新組み合わせ) Boubovia ascoboloides (Korf & W.Y. Zhuang) Y.J. Yao & Spooner 旧名:Pulvinula ascoboloides Korf & W.Y. Zhuang 【よく似た種との区別】 Boubovia nicholsonii 本種と異なり子嚢胞子がシアノフィリックの鞘に包まれない (新組み合わせ) Boubovia subprolata (Korf & W.Y. Zhuang) Y.J. Yao & Spooner 旧名:Puluinula subprolata Korf & W.Y. Zhuang (新組み合わせ) Boubovia nicholsonii (Massee) Spooner & Y.J. Yao 旧名:Humaria nicholsonii Massee 【よく似た種との区別】 Boubovia ascoboloides 本種と異なり子嚢胞子がシアノフィリックの鞘に包まれる