2024年7月15日 (仮訳)メキシコにおけるPleurotus cystidiosusの発見 Hernández-Navarro, E., López-Peña, D. & Lizárraga-Escobar, M. 2024. Discovery of Pleurotus cystidiosus (Agaricales, Pleurotaceae) in the north of Mexico. Acta Botanica Mexicana. Available at: https://abm.ojs.inecol.mx/index.php/abm/article/view/2326 [Accessed July 15, 2024] 【R3-11886】2024/7/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ メキシコ新産種としてPleurotus cystidiosusを報告した。 本種はシウダー・フアレスの都市地域でニレ属の一種に発生していた。 本種の報告によりメキシコ産の本属既知種は8種に増加した。 (メキシコ新産種) Pleurotus cystidiosus O.K. Miller オオヒラタケ 【よく似た種との区別】 Pleurotus smithii メキシコに分布する 形態的に類似している(混同されやすい) コレミアを形成する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり側シスチジアが豊富ではなく幼時に稀にしか見られない 本種と異なり縁シスチジアを有するのではなく欠く 本種より分生子柄の要素の分節が短い ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pleurotus abalonus(クロアワビタケ) コレミアを形成する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりメキシコにおける分布が知られていない 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種より縁シスチジアの幅が狭い ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pleurotus purpureo-olivaceus コレミアを形成する 本種と異なりオーストラリアとニュージーランドに限って分布する 本種と異なり分生子果が球形無柄 Pleurotus australis コレミアを形成する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりオーストラリアとニュージーランドに限って分布する 本種と異なり傘が暗い帯赤褐色 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種より側シスチジアのサイズが小さい 本種より縁シスチジアのサイズが小さい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pleurotus fuscosquamulosus コレミアを形成する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりメキシコにおける分布が知られていない 本種と異なり縁シスチジアが棍棒形~円筒形で先端に小柄状の小さな頭部を有する ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される