マイコスフェレラ目における初の樹脂生菌の発見:ポーランドの針葉樹樹脂から得られたResinomelania communis
Czachura, P. & Piątek, M. 2025. Discovery of the first resinicolous fungus in Mycosphaerellales (Dothideomycetes): Resinomelania communis from conifer resins in Poland. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/154464/ [Accessed April 16, 2025]
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3行まとめ
- ポーランドの3地域で針葉樹4種の樹脂から分離された菌について形態学的検討および分子系統解析を実施し、新属新種Resinomelania communisとして記載した。
- 本種は暗色で生長が遅く、分子系統解析ではテラトスフェリア科クレードにおいて独自の系統を形成した。
- マイコスフェレラ目における樹脂生菌の記録は本研究が初となった。
掲載種 (1)
NEW(新種)
Resinomelania communis
語源…(属名)樹脂のメラニン/(種小名)普通の(針葉樹樹脂に普遍的に出現することから)
Poland, Świętokrzyskie Province, Kielce County, the Świętokrzyski National Park, Mt. Łysica 50.89160, 20.85782地図で開く ↗
比較 (2)
ITS+nrLSU+rpb2+tef1-α+tub2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり樹脂生ではなく生の針葉、生葉、石、塗装壁、PVCパイプ、ヒト皮膚病変などに生じる
本種と異なりスポロドキアを有することがある
本種と異なり分生子柄を有することがある
本種と異なり分生子の両端の細胞が淡色
本種と異なり分生子の両端の細胞が丸みを帯びる
本種と異なり分節分生子の隔壁数が0または1ではなく横、縦、または斜めの隔壁を持つ多隔壁である
本種と異なり菌糸膨大部を形成するという特徴を欠く
本種と異なり厚壁胞子を形成するという特徴を欠く
ITS+nrLSU+rpb2+tef1-α+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
菌糸が数珠状である
ITS+nrLSU+rpb2+tef1-α+tub2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりポーランドではなく米国などに分布する
本種と異なりマツ科針葉樹の樹脂ではなくJuniperus occidentalisの生きた枝などから分離される
本種と異なり有性世代が知られている
本種と異なりフィアライドが知られている
ITS+nrLSU+rpb2+tef1-α+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される