2024年11月22日 (仮訳)中国においてモモの幹病害を引き起こすDiaporthe属菌の多様性と病原力 Zhou, Y. et al. 2024. Diversity and Virulence of Diaporthe Species Associated with Peach Trunk Diseases in China. Plants. Available at: https://www.mdpi.com/2223-7747/13/22/3238 [Accessed November 22, 2024] 【R3-12276】2024/11/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国において枝枯病などの病徴を示したモモに関連するDiaporthe属菌44菌株を分離した。 形態および分子系統解析の結果からD. arecae、D. caulivora、D. discoidispora、およびD. eresを同定した。 これら4種の病原性を比較検討したところ、D. arecaeが最も攻撃的な病原菌であった。 (その他掲載種) Diaporthe arecae (H.C. Srivastava, Zakia & Govindarajan) R.R. Gomes, C. Glienke & P.W. Crous 【よく似た種との区別】 Diaporthe eres 中国に分布する 同じモモを宿主とする 宿主に病害を引き起こす ITS+cal+tef1+tub2に基づく分子系統解析で近縁 本種よりα分生子の平均長が長い 本種よりα分生子の幅が狭い ITS+cal+tef1+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Diaporthe caulivora (Athow & Caldwell) J.M. Santos, Vrandecic & A.J.L. Phillips (その他掲載種) Diaporthe discoidispora F. Huang, K.D. Hyde & H.Y. Li (その他掲載種) Diaporthe eres Nitschke 【よく似た種との区別】 Diaporthe arecae 中国に分布する 同じモモを宿主とする 宿主に病害を引き起こす ITS+cal+tef1+tub2に基づく分子系統解析で近縁 本種よりα分生子の平均長が短い 本種よりα分生子の幅が広い ITS+cal+tef1+tub2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される