2016年3月26日 (仮訳)エングレルラ科 Dai, D-Q. et al., 2014. Englerulaceae (Dothideomycetes). Phytotaxa. Available at: http://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/download/phytotaxa.176.1.14/9617 [Accessed March 25, 2016]. 【R3-02776】2016/03/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ クロイボタケ綱エングレルラ科の全属について、記載文を掲載し、現在の分類学的位置について議論した。 Englerula属など5属の基準種を再記載し、新種Thrauste parviiを記載した。 従来本科に含まれていた属のうち、Butleriaがミリアンギウム科に、Rhizotexis属がクロイボタケ綱(分類未確定)に、それぞれ含まれるとした。 Philippines, Laguna, Los Banos, Mount Maquiling (新種) Thrauste parvii D. Q. Dai, Q. Tian, D. J. Bhat & K.D. Hyde 語源…小さな(分生子のサイズより) 【よく似た種との区別】 Thrauste medinillae 本種と異なり未熟な子嚢果が楕円形ではなく類球形 本種より未熟な子嚢果の柄のサイズが大きい 本種と異なり子嚢が子嚢果に数個含まれるのではなく時に単一 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子の隔壁が中央より上ではなく中央にある Thrauste affinis 成熟した子嚢果が類球形 本種より成熟した子嚢果の直径が小さい 本種より未熟な子嚢果の柄の幅が広い 本種より子嚢が短い 本種より子嚢の幅が広い 本種と異なり子嚢が棍棒形ではなく球形~類球形 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子の隔壁が中央より上ではなく中央にある (その他掲載種) Englerula macarangae Henn. (その他掲載種) Goosia melastomatis B. Song (その他掲載種) Parenglerula macowaniana (Thüm.) Höhn. (その他掲載種) Rhytidenglerula carnea (Ellis & G. Martin) Höhn. (その他掲載種) Schiffnerula mirabilis Höhn. (その他掲載種) Rhizotexis bauhiniarum (Henn.) Theiss. & Syd. 【よく似た種との区別】 Asterotexis cucurbitacearum 子座が宿主の葉表面に密生する 子座が黒色 子座の壁の形態が類似している 本種と異なりBauhinia longipetalaではなくCucurbita pepoおよびSechium eduleなどを宿主とする 本種より子嚢果のサイズが大きい