(仮訳)モンテネグロ産の新種Erioscyphella curvispora
Perić, B. & Baral, H-O., 2014. Erioscyphella curvispora spec. nov. from Montenegro. Mycologia Montenegrina. Available at: https://www.etis.ee/File/DownloadPublic/ab9f7b44-b094-4148-8508-a48479be0ba9?name=Fail_ERIOSCYPHELLA%20CURVISPORA%20.pdf&type=application%2Fpdf [Accessed March 7, 2016].
【R3-02720】2016/03/07投稿

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3行まとめ

モンテネグロにおいて湿ったPinus heldreichiiの針葉に発生した菌を検討し、Erioscyphella curvisporaとして新種記載した。
また、本種はオランダおよびイングランドにおいても別種のマツ属植物の針葉に発生した。
形態および分子のデータを基にErioscyphella属を復活させ、4種を本属に移した。
Montenegro, Massif Komovi, Planinica mt., Bindža

(新種)

Erioscyphella curvispora Perić & Baral
語源…屈曲する胞子の(子嚢胞子の形状から)
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【よく似た種との区別】
Erioscyphella abnormis
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Erioscyphella brasiliensis
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Erioscyphella lunata
高標高に分布する
同じマツ属植物を宿主とする
針葉に発生する
本種と異なりモンテネグロ、イギリス、オランダではなく中国などに分布する
本種より子嚢のサイズが大きい
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種と異なり子嚢胞子の末端が尖る
本種と異なり子嚢胞子に少数の小型の小粒を含むのではなく大型が2つ、小型が数個の油滴を含む
Erioscyphella sclerotii
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(新組み合わせ)

Erioscyphella abnormis (Montagne) Baral, Šandová & Perić
旧名:Lachnum abnorme (Mont.) J.H. Haines & Dumont
(基礎異名はPeziza abnormis Mont.)
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【よく似た種との区別】
Erioscyphella curvispora
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Erioscyphella brasiliensis
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Erioscyphella sclerotii
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(新組み合わせ)

Erioscyphella brasiliensis (Montagne) Baral, Šandová & Perić
旧名:Lachnum brasiliense (Mont.) J.H. Haines & Dumont
(基礎異名はCenangium brasiliense Mont.)
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【よく似た種との区別】
Erioscyphella curvispora
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Erioscyphella abnormis
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Erioscyphella sclerotii
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(新組み合わせ)

Erioscyphella lunata (W.Y. Zhuang & Spooner) Perić & Baral
旧名:Lachnum lunatum W.Y. Zhuang & Spooner
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【よく似た種との区別】
Erioscyphella curvispora
高標高に分布する
同じマツ属植物を宿主とする
針葉に発生する
本種と異なり中国などではなくモンテネグロ、イギリス、オランダに分布する
本種より子嚢のサイズが小さい
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり子嚢胞子の末端が尖らない
本種と異なり子嚢胞子に大型が2つ、小型が数個の油滴を含むのではなく少数の小型の小粒を含む

(新組み合わせ)

Erioscyphella sclerotii (A.L. Smith) Baral, Šandová & Perić
旧名:Lachnum sclerotii (A.L. Sm.) J.H. Haines & Dumont
(基礎異名はBelonidium sclerotii A.L. Sm.)
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【よく似た種との区別】
Erioscyphella curvispora
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Erioscyphella abnormis
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Erioscyphella brasiliensis
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される