2020年5月13日 (仮訳)ロシアにおいて穀粒に関連するMicrodochium属菌の根拠資料 Gagkaeva, TY. et al., 2020. Evidence of Microdochium Fungi Associated with Cereal Grains in Russia. Microorganisms. Available at: https://www.mdpi.com/2076-2607/8/3/340 [Accessed May 13, 2020] 【R3-07313】2020/5/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ロシアの5つの地理的領域において穀粒から分離されたMicrodochium属菌の遺伝的多様性、形態、および二次代謝産物などを調査した。 3種を同定し、そのうち西シベリアで見出されたM. seminicolaをロシア新産種として報告した。 3種の本属菌を検討し、子嚢殻形成の有無や生長速度などが互いに異なること、いずれもマイコトキシンを産生しないことなどを示した。 (ロシア新産種) Microdochium seminicola M. Hern.-Restr., Seifert, Clear & B. Dorn 【よく似た種との区別】 Microdochium nivale ロシアに分布する 穀粒から分離される 形態的に類似している 本種よりコロニーの生長が比較的速い Microdochium majus ロシアに分布する 穀粒から分離される 形態的に類似している 本種よりコロニーの生長が比較的速い