2019年10月13日 (仮訳)白亜紀前期の琥珀における菌寄生および重複菌寄生の証拠 Poinar, GO. Jr. & Buckley, R. 2007. Evidence of mycoparasitism and hypermycoparasitism in Early Cretaceous amber. Mycological Research. Available at: https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0953756207000494 [Accessed October 13, 2019] 【R3-06673】2019/10/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ミャンマー、カチン州産の白亜紀前期の琥珀において菌寄生および重複菌寄生の例を見出した。 新属新種Palaeoagaracites antiquus(最古の化石きのこ)は新属新種Mycetophagites atreboraの寄生を受け、それはさらに新属新種Entropezites patriciiの寄生を受けていた。 本報告により、洗練された菌寄生の型が約1億年には既に発達していたことが示された。 Burma, northern Myanmar, Kachin, Amber mine in the Hukawng Valley, southwest of Maingkhwan (新種) Palaeoagaracites antiquus Poinar & R. Buckley 語源…(属名)古の菌/(種小名)古い Burma, northern Myanmar, Kachin, Amber mine in the Hukawng Valley, southwest of Maingkhwan (新種) Mycetophagites atrebora Poinar & R. Buckley 語源…(属名)菌を食べる/(種小名)(明記なし) Burma, northern Myanmar, Kachin, Amber mine in the Hukawng Valley, southwest of Maingkhwan (新種) Entropezites patricii Poinar & R. Buckley 語源…(属名)内側に向かう/(種小名)(明記なし、貴族の?) 【よく似た種との区別】 Piptocephalis xenophila 菌寄生菌である 胞子鎖の形成様式が類似している 本種と異なり侵入した宿主の菌糸内部で広範に生育するという特徴を欠く